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保育料が高い!それでも子どもを保育園に預けて働く意味はあるの?

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「子どもを保育園に預けたいけど保育料が高い!」
「働いても給料が保育料でほぼなくなってしまう」
「こんなに高い保育料を払ってまで子どもを預ける必要があるのか」

こんな思いを抱えていませんか?
家計のために働きに出るのに、高い保育料を払って家計が赤字になっては意味がないと思ってしまいますよね。

この記事では、いろいろな自治体の保育料を比較していきます。また、高い保育料を払いながらも子どもを保育園に預ける意味について考えていきましょう。

この記事で分かること
  • 年収別保育料の目安
  • 保育料を払って保育園に預けるメリット
  • 保育料が無駄だと感じたときの対処法

高い保育料が無駄だと思ったら、0歳から2歳までは自宅で子育てをする「自宅保育」を検討してみても良いかもしれません。

この記事を書いた人【まきあん】
  • 夫と2人暮らしのアラサー主婦
  • ファイナンシャルプランナー2級取得
  • マネーメディアでお金の記事多数執筆
よろしくお願いします!
目次

保育園の保育料が高い!みんなはいくらぐらい?【2022年度】

みなさんもご存知の通り、幼保無償化の対象は3歳から5歳まで。
0歳から2歳児を保育園に預ける場合は、住民税非課税世帯を除いて保育料がかかります。

ここでは、自治体ごと・年収ごとに保育料がいくらなのか見ていきましょう。

自治体ごとの認可保育園の保育料の目安

認可保育園の利用料は自治体ごとに自己負担額が定められており、「住民税の所得割額」によって決定されます。

「住民税の所得割額」は所得を元に計算され、同じ年収でも生命保険料控除、住宅ローン控除など控除の有無によっても異なります。

ここでは、目安として以下の数字を用いて自治体ごと・年収ごとの保育料を確認しました。

世帯年収所得割額
300万円6万6千円
500万円14万1千円
700万円22万2千円
1000万円37万5千円
1200万円48万9千円

こちらで紹介するのはあくまで目安ですので、ご自身の家庭の所得割額や実際の保育料については、各自治体のHPもご確認ください。

<3歳未満児・標準時間・第一子の保育料>

スクロールできます
年収の目安300万円500万円700万円1000万円1200万円
東京都
中央区
70,100円16,300円28,000円37,100円45,900円
東京都
渋谷区
7,700円11,800円14,600円43,400円53,700円
神奈川県
横浜市
16,500円38,000円5,200円73,600円77,500円
神奈川県
川崎市
14,700円37,200円54,500円74,000円80,000円
埼玉県
さいたま市
19,500円44,000円55,000円60,000円72,800円
千葉県
千葉市
18,840円44,000円54,330円57,460円65,750円
大阪府
大阪市
21,500円39,400円50,700円61,700円65,900円
愛知県
名古屋市
17,500円34,900円42,700円63,400円63,900円
福岡県
福岡市
22,600円35,600円44,600円64,000円83,200円
北海道
札幌市
15,680円39,600円45,870円65,450円75,900円
沖縄県
那覇市
26,400円38,200円39,600円40,800円53,000円

こうして比較してみると、東京都は保育料が比較的安いことが分かります。
一方、神奈川県の横浜市・川崎市福岡県福岡市が高い保育料が必要です。

まきあん

住んでいる自治体によっては2倍近くも保育料が違うことがあるのですね。

自治体によっては世帯年収で1000万円を超えてしまうと、保育料を7~8万円は払わなくてはなりませんので「高い」と感じる方も多いでしょう。

働きに出ても給料が保育料で消えることも

SNSを見てみると、せっかく働きに出ても給料が保育料で消えてしまうと感じている方も多いようです。

「保育料が高いけど…」それでもママが働きに出るメリット

「保育料が高くて働きに出る意味があるのか」と悩みを抱える方が多いことが分かりました。

ここでは、それでも子どもを保育園に預けて働きに出るメリットを考えてみました。

キャリアが継続できる

ママのキャリアが継続できるのは、保育園に預ける第一のメリットといえるでしょう。

正社員で働いていた女性が育児をしながらキャリアを継続するには、産休・育休を取得して復帰する必要があります。

そのためには子どもを保育園に預けるのが必須。

出産で仕事を辞めて子どもが大きくなってから働きに出ようとしても、なかなか採用されない…という話もよく聞きますよね。

保育料が高かったとしても、今後ママがキャリアを継続して働き得られる収入のことを考えれば、トータルでは家計がプラスになると考えられます。

ママの息抜きになる

いくら自分の可愛い子どもでも、生まれてから3歳まで24時間365日一緒にいるのは疲れてしまうもの。

働きに出て一時でも育児から離れることで、ママの息抜きになると考えられます。

保育園に預けて子どもと離れることは寂しいと感じますが、仕事が終わって子どもに会えたときの喜びもひとしおでしょう。

子どもの成長に繋がる

子どもを保育園に預けることで、子どもの成長に繋がるいうメリットもあります。

保育園では、自宅保育ではできない異年齢児との交流や集団行動の経験ができます。保育園に預けることで「お兄さんらしく・お姉さんらしくなった」と成長を実感できるでしょう。

そのほか、保育園では食事・排泄など生活面に関しても見守りや指導を行ってくれます。

家庭では悩んでしまいがちな生活面の成長に関しても、プロの保育士が見てくれることで「できるようになった!」ということも増えてくるでしょう。

保育士が一緒に子どもの成長を見守ってくれる

日中は子どもと2人きりで、孤独感を感じる…

子どもと自分だけの育児が続くと、こういった孤独感を感じてしまう母親も多いようです。

保育園に預けることで、保育士と一緒に子どもの成長を見守れるので、孤独感が解消されるメリットがあります。

「今日はこんなことして楽しんでましたよ!」
「〇〇くんお話が上手になりましたね」

といった保育士の声がけに、「ひとりじゃないんだ」と安心感を感じられるでしょう。

高い保育料が無駄だと思ったら、自宅保育もアリ

子どもを保育園に預けてママが働きに出るメリットについて考えてきましたが「やっぱり保育料が高すぎる」と感じる方もいるでしょう。

高い保育料が無駄だと思ったら、0歳から2歳までは自宅で子育てをする「自宅保育」を検討してみても良いかもしれません。

また、家計が厳しければ、自宅で育児のスキマ時間に「在宅ワーク」に取り組むのもおすすめです。

子どもの昼寝中や夜寝た後、父親が家にいる休日などに在宅ワークに取り組むことで、ちょっとした収入を得ることができます。

スキルを身に付ければ、「フリーランス」として子どものそばで働くこともできますよ!

まとめ

この記事では、「高い」と感じる方が多い保育料についてや、それでも働きに出るメリットについて紹介しました。

「保育園に預けて外で働く」「保育園に預けず自宅で見る」どちらにするかは、家庭の考え方や家計の状況次第です。

家計が安定していれば、選択肢の幅が広がります。在宅ワークや家計管理にチャレンジして、まず家計を安定させるところから始めましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

このブログでは、ファイナンシャルプランナーの資格を持つ私が、「収入が少なくても豊かに暮らせる」「家にいながら稼ぐ」をテーマにした情報を発信しています。ぜひ他の記事もチェックしてみてください。

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